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人の性格を形作っているものはなにか

性格は、日常生活の様々な出来事に影響を与えています。

いま何が食べたいかから始まり、Instagramでどの記事にいいねするか、今日の失敗と成功まで、すべてに影響しています。

遠い昔から、ヒトの性格(個性)については多くの人の関心を惹いてきました。

「“らしさ”を形作っているものは何か?」。

個性の研究は、広く人間以外の動物でも続けられています。

個性をかたどっているもの

ヒトの個性を明らかする方法として、パーソナリティ心理学では、あるひとつの方法の妥当性が示されています。

それが、Big Five理論です。

Openness to Experience 経験への開放性

Conscientiousness 誠実性

Extraversion 外向性

Agreebleness 協調性

Neuroticism 神経症傾向

OCEAN(5つの頭文字)と呼ばれる5因子の高低が、個人の性格の大部分、”その人らしさ”を説明してくれます。

あなたの中にある5つの特性

  • 物事にどのように取り組むのか

あなたが、見たことのないもの、行ったことがない場所、やってみたことがないことに積極的に取り組んでみたいのだとしたら、それは “Openness to Experience 経験への開放性” の特性が高いということになります。

想像力が豊かさ、豊富なアイディアが浮かぶのはこの特性によるものです。

一方で、既に良いと周知が認めるルールや手順にに沿って物事を進める傾向の人は、この特性は低くなる傾向があります。

その姿勢は集団の手本となり、慎重なタイプがゆえに、ひとつの物事に対して、追求し、深く学んでいくことができます。

  • 目的を達成するときどのような手段を重んじるか

“Conscientiousness 誠実性” は、あなたが目標を達成するためにどのような手段を取るかに表れます。

目標達成までのスケジュールを立てたら、ひたむきにコツコツと努力できるのが、この特性が高い人です。問題が起きたり、辛くなった時でも、自分をコントロールして、一心に取り組んでいくことができます。

一方で、この特性が低い人は、途中の変化や問題に対して、最初に選んだ方法に拘らずに、アドリブを効かせたり、その時々に方法を変えて目標を達成していくことができます。

  • 対人関係においてどのような関わり方を好むか

人付き合いを振り返った時、あなたはどのような関わり方を好むでしょうか。

できるだけグループでわいわい楽しみたい、初対面の人でも興味があれば声をかけてみる人は、”Extraversion 外向性” が高いといえます。ドキドキ、ワクワクした気持ちに魅力を感じ、経済的な豊かさや名声などのステータスに惹かれます。

一方、できるだけ一人でいたい、狭く深く自分と興味関心を同じくする少人数の人との関わりを好むのが、この特性が低い人です。

一般的に価値があるとされているものよりも自分が好きで興味のあるものには、積極的な姿勢を見せます。

多くの刺激にポジティブさを感じるか、限定されたものにポジティブな感情を抱くかの違いとも言えるかもしれません。

  • 相手と歩調を合わせるのかたった一人でも自分を信じ抜くのか

“Agreebleness 協調性” は、他者の感情や考えをどの程度感じたり、思いやれるのかを示します。

協調性の高い人は、感じ取る力が高く、できるだけ多くの人の気持ちに沿えるよう、バランスのとれた立場でいることを望み、争いを好みません。

一方、協調性の低い人は、それぞれの思いや考えを感じとっても、自分の考えが左右されることは少なくなります。必ずしも、意見の衝突が望ましくないとは考えません。目標のために意志を貫いていける人といえるでしょう。

  • ネガティブな感情に触れた時にどの程度反応するか

“Neuroticism 神経症傾向” とは、否定的な感情をどの程度感じやすいかを示しています。

神経症傾向が強い人は、恐怖、不安、憂鬱、悲嘆、羞恥、嫌悪感などの感情に敏感に反応します。失敗したことや後悔を引きずったり、険悪な雰囲気や些細な環境の変化を気にします。

神経症傾向の低い人は、感情の起伏が少なく、多くの場合、冷静でいることができます。悩みやストレスを抱え込むということはあまりないでしょう。

“性格は変わらない”というのは正しいとも間違いともいえる

「じゃあ、神経症傾向を低くして、外向性を高めよう」といったことができるかというと、そうではないと誰もが直感的に知っています。

それは、私たちには、生まれながらの気質というものがあるからです。

脳の神経回路や五感の感受性、刺激への反応性には初期値があります。そして、性別や国籍、生まれた環境も違います。

個性に影響を与えるこれらのものは、変えることはできない。

しかし、どのような環境に身を置くか、どう行動するか、それには選択の余地があり、その一つ一つがあなたの個性を形作っていくのです。

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